仕える者として

ケンクレアイの教会の奉仕者でもある、わたしたちの姉妹フェベを紹介します。どうか、聖なる者たちにふさわしく、また、主に結ばれている者らしく彼女を迎え入れ、あなたがたの助けを必要とするなら、どんなことでも助けてあげてください。彼女は多くの人々の援助者、特にわたしの援助者です。キリスト・イエスに結ばれてわたしの協力者となっている、プリスカとアキラによろしく。命がけでわたしの命を守ってくれたこの人たちに、わたしだけでなく、異邦人のすべての教会が感謝しています。ローマ16:1~4
ケンクレヤにある教会の執事で、私たちの姉妹であるフィベを、あなたがたに推薦します。どうぞ、聖徒にふさわしいしかたで、主にあってこの人を歓迎し、あなたがたの助けを必要とすることは、どんなことでも助けてあげてください。この人は、多くの人を助け、また私自身をも助けてくれた人です。キリスト・イエスにあって私の同労者であるプリスカとアクラによろしく伝えてください。この人たちは、自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです。この人たちには、私だけでなく、異邦人のすべての教会も感謝しています。(新改訳)

ローマ人への手紙の16章は、ローマの教会に対するパウロの最後の挨拶です。初代教会におけるパウロと親交のあった幾人かの人たちをあげて挨拶を書き送っています。フィベもプリスカも女性の名前ですが、諸聖の活躍が非常に大きかったことが分かります。彼は、フィベを推薦し、彼女が「多くの人々の援助者、特にわたしの援助者」として働いてきたことを述べています。おそらくフィベは、ある程度裕福であり、その街でもよく知られ、信頼されていた人物だと思われます。フィベはそのように信頼されて、パウロや他の聖徒たちを積極的に助けた女性でした。

プリスカとアキラについては、使徒18章1節以下で次のように言われています。
「その後、パウロはアテネを去ってコリントへ行った。ここで、ポントス州出身のアキラというユダヤ人とその妻プリスキラに出会った。クラウディウス帝が全ユダヤ人をローマから退去させるようにと命令したので、最近イタリアから来たのである。パウロはこの二人を訪ね、職業が同じであったので、彼らの家に住み込んで、一緒に仕事をした。その職業はテント造りであった。」(使徒18:1~3)

テント作りをしていたという関係でパウロとも親しく交わりを持つことが出来、聖書についても深く理解していたようです。同じく18章24節には、「さて、アレクサンドリア生まれのユダヤ人で、聖書に詳しいアポロという雄弁家が、エフェソに来た。彼は主の道を受け入れており、イエスのことについて熱心に語り、正確に教えていたが、ヨハネの洗礼しか知らなかった。 このアポロが会堂で大胆に教え始めた。これを聞いたプリスキラとアキラは、彼を招いて、もっと正確に神の道を説明した。」(ローマ18:24~26)と言われています。

聖書に通じていたアポロは主イエスの事について教えていたのですが、御言葉の意味について十分に理解できていないのを見て、アクラとプリスカはアポロを家に招いて、聖書をもっと正確にアポロに説明したのです。前述のフィベは、「執事」と言われていることもありますが、執事と訳されているディーコンは「仕える者」の意味です。クリスチャンは、すべて仕える者であるといえます。

祈り

天の父なる神様、起源1世紀のローマ帝国においても、ユダヤの社会においても女性は低く見られていましたが、初代教会においては、女性の働きが豊かに用いられたことを覚えて、心より感謝いたします。私たちも、主イエスが私たちに仕えて下さったように、仕える者として歩むことが出来ますようにお導きください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。

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